Future World
これからの時代をいかに捉えるか

気候変動による災害の増加やカーボンニュートラルへの志向の高まりなど、地球規模の環境変化の時代に、素材を通じたイノベーションの役割は大きい。

素材の中でも、軽くて丈夫なアルミニウムが持つポテンシャルを、新しいテクノロジーとの掛け算によって最大限に引き出すことが、新たな社会価値を共創する上で、極めて重要である。

同時に、アルミニウム自身の環境負荷を最小化することで、持続可能な社会に大きな効果をもたらし貢献することができる。

Vision
Co-Creation(共創)の目的は何か

世界トップクラスのアルミニウムメーカー・UACJは目指す姿として掲げる「アルミニウムを究めて環境負荷を減らし、軽やかな世界へ」 を達成すべく、様々な新規事業の創出に取り組んでいる。 その中で、今回取り組みたいテーマは、以下3つである。

  1. 【アルミニウム×デジタルの力で、街のレジリエンス(災害に柔軟な)を強化する】:自社の止水板“水用心”をデジタルツインと結び付け、導入プロセスの負担軽減に繋げたり、利用者が必要なタイミング(AIによる災害予知や気象予報等との連携を含む)で、止水板にアクセスできるようにする新たな提供モデルの探索を行い、レジリエントな街づくりに貢献していきたい。
  2. 【アルミニウム×デジタルの力で、新たなIoTソリューションを生み出す】:アルミニウムによる開封検知のテクノロジーで、新たな物流の価値を生み出したり、新たな見守りやセキュリティの価値を生み出すなど、新たな価値創出の仕方を模索していきたい。
  3. 【アルミ製造の持続可能性を高める】:アルミニウム分野のサーキュラーエコノミー化・循環型システムとしての高度化を進めるべく、2つの方向性において、価値共創を行っていきたい。
    1. アルミニウムの製造プロセスの環境負荷を最小化する。(脱炭素、資源最小化、プロセス最適化、工場等のアセット活用、等)
    2. 使用済みのアルミニウムの回収率を高め、かつ効率的に再資源化する仕組みを創り出す。(トレーサビリティ、選別、再資源化テクノロジー等)

Intellectual Capital
未来に向けて活用可能な潜在力は何か

  • 高い専門性と顧客ネットワーク: アルミニウムの総合メーカーとしてのアルミニウムおよび加工に関する知見・経験・技術に裏打ちされた幅広い顧客ネットワーク
  • アセット(製造資本): UACJのオフィスや工場、及びアルミニウムのサプライチェーンに関わるパートナーとの接点
  • 技術者集団: アルミニウム業界におけるイノベーションや価値創造をリードする技術者集団
  • 組織風土: 最先端のモノづくりに挑戦する風土
  • その他、ご希望に応じて、可能な限りで保有するアセットを最大限に提供します

Potential Partner
どのようなパートナーとCo-Creation(共創)したいか?

  • UACJが保有する止水板“水用心”と掛け合わせ、レジリエントな街の構築のために、新たな価値共創を可能にするテクノロジー/ソリューションを保有するプレイヤー(デジタルツイン、デジタルプラットフォーム、デジタルマッチング、AI、ブロックチェーン、気象予報、トレーサビリティ、シェアリング、等)
  • UACJが保有する開封検知付きアルミ箔と掛け合わせ、新たなIoTソリューションの創出を可能にするテクノロジー/ソリューションを保有するプレイヤー(物流やホームセキュリティのサービス、トレーサビリティに関するテクノロジー、等)
  • UACJが取り組む「アルミ製造」「使用済みアルミニウムの回収」「使用済みアルミニウムの再資源化」等の観点で、アルミ製造の持続可能性を高めるテクノロジー/ソリューションを保有するプレイヤー(再エネ、エネマネ、トレーサビリティ、選別、資源最小化、プロセス効率化、再資源化テクノロジー、 DAC 等)

Asset

UACJの顧客やステークホルダーネットワーク

UACJの顧客やステークホルダーネットワーク

UACJの生産工場やオフィスなどの物理アセット

UACJの生産工場やオフィスなどの物理アセット

長年のアルミ二ウム製造におけるノウハウ、技術知見

長年のアルミ二ウム製造におけるノウハウ、技術知見

UACJのアルミ二ウム製品①(止水板)

UACJのアルミ二ウム製品①(止水板)

UACJのアルミ二ウム製品②(お知らせ箔)

UACJのアルミ二ウム製品②(お知らせ箔)

Benefits
書類選考通過の特典

  • 共創プロセスにおける情報、アセット提供、PoC機会の提供、共同開発などの協業活動への発展

Co-creator
コクリエーター

渡邉 貴道
渡邉 貴道
わたなべ たかみち
現在の役職
R&Dセンター 主幹
職歴
1997年に入社。トライボロジーの研究開発、空調用熱交換器の研究開発を経て、2019年より開封を検知する医薬品包装の技術開発および新規事業創出のプロジェクトを立ち上げ推進。
大谷 良行
大谷 良行
おおや よしゆき
現在の役職
R&Dセンター 室長
職歴
平成15年に入社。アルミニウム表面の研究開発業務を経て、令和2年よりR&Dセンターの研究企画・新規事業創出・気候変動対策を統括。
黒崎 友仁
黒崎 友仁
くろさき ともひと
現在の役職
R&Dセンター 主査
職歴
平成22年に入社。アルミニウム材料の研究開発業務を経て、令和1年より研究企画・新規事業創出業務に携わる。
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